
エンジンオイルが車にとってどれほど重要なことかはご存知と思いますが車を走らす上で「フリクションロス」もとっても大切なことになります。
フリクション=摩擦ですがこの摩擦に対するロスが車にはいたるところで起こっています。よく耳にする「アーシング」ですがこれも車を走らせるのに必要な電気の流れに結構な抵抗が見えない所で生じているのでフリクションをなくすためにアース(-)を取ります。すると体験された方も多いように走りが変わったり燃費が良くなったりと車に負担を架けないチューニングとして評価されています。エンジンの内部でもこのフリクションが発生しています。そもそもエンジンは金属同士がこすれ合うギリギリのクリアランスで設計されています。もちろんドライな金属がこすれると傷が付き、耳障りな音がします。そこで潤滑の役目をするのがエンジンオイルになります。しかしこのオイルこそが最大の落とし穴でもあるのです。
例えばボーリング場の床はツルツルしています。これは床にワックスを塗って玉がよく転がるようにするためですがもし床がアスファルトであればガタガタなのでいくら高級なワックスを塗っても転がりが悪い(フリクションロス)ままです。エンジンのオイルラインもスラッジなどでオイルの流動性が悪くなっているといくら高級なオイルを入れても流れが悪いままでは効果は半減してしまいます。また密封性能が低下して燃焼ガス(ブローバイ)がオイルに混入してオイルの性能が急激に低下します。(ガソリン車でオイル交換後、1000km走行してオイルが真っ黒であれば要注意です)
フリクションロスを軽減するには適切なオイル粘度とオイルの通路が綺麗であることが必要となります。そして結果、車への負担が少なくなりエンジン回転がスムーズになることで燃費も改善されロングライフなエンジンへと変化していきます。